筋トレの成果を最短で引き出すカギがストレッチです!

可動域が広がると正しいフォームを取りやすくなり、関節や腱への余計な負担が減ってケガのリスクが下がります。
さらに筋肉は最適な長さで力を発揮しやすくなるため、スクワットの深さやベンチの安定感などパフォーマンスそのものが上がります。

血流改善によって老廃物の除去や栄養供給が促され、トレ後の張り・だるさの軽減、回復の加速にもつながります。
自律神経が整って睡眠の質が上がることも見逃せません。
種類と使い分けがポイントです。
運動前は反動を使わない「動的ストレッチ」で、関節を気持ちよく大きく動かしながら体温と神経系を温めます。
運動後は「静的ストレッチ」で20〜40秒ゆっくり伸ばし、硬くなった筋を緩めます。
強度の目安は「少し痛気持ちいい7割」。息を止めず、鼻から吸って口から長く吐くことを意識しましょう。
PNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation:固有受容性神経筋促通法)のような収縮—弛緩法は上級者の可動域向上に有効ですが、まずは動的+静的の基本を徹底すれば十分です。
NGは
①勢いよく弾ませる反動(筋を守る反射で逆に固まる)
②痛みを我慢
③呼吸停止
④前に長時間の静的のみで神経が“ブレーキ”状態のまま重い重量に挑む
の4つ。
デスクワークの多い方は胸・背中・股関節を優先し、日常でも「立ち上がるたびに30秒伸ばす」など小分け習慣が効果的です。
ストレッチは柔軟体操ではなく“トレーニングの一部”。
今日のメニューに必ず組み込み、強くしなやかな身体をつくりましょう。
武庫元町にある
リプラスフィットネスジム